同じようで同じでない
ワッカーとホンカーは同じボディの型を使っていますが、まったく同じボディにスカートかブレードかの違いだけではありません。
ボディは工場内で検品し、相対的に硬めのボディをアクション重視でワッカー用に、相対的に軟らかめのボディをフッキング重視でホンカー用に選別して使用しています。さらに、鉛のウェイトはワッカー用は3.0g、ホンカー用は2.1gとなっています(ワッカー用のボディにブレードを使うと、重すぎて沈んでしまいます)。
ただ、裏技としてホンカー用のボディにスカートを装着して使えば、ソフトな着水音で誘うことができるライト級ワッカーとなりますし、ワッカー用のボディにブレードを装着すれば、遠投重視で厚いフローティングマットでもしっかり水を押してバスに存在をアピールできるヘビー級ホンカーとなります。状況や出番によって、そんなフロッグを使い分けると、ますますフロッギングは楽しくなります。